Top >  全国の陶器探訪2 >  九谷焼と古九谷の謎

九谷焼と古九谷の謎

■九谷焼

焼き物にあまり詳しくない人でも九谷焼の名前は聞いたことがあるでしょう。
石川県の九谷焼は、前にお話しましたように、幻とも言われる古九谷の謎めいた魅力も相まって、全国の陶器の歴史や文化のなかでユニークな地位を確立しています。

九谷焼の特徴と言えば、重厚な色彩の絵付けでしょう。
時代により、あるいは陶工により、その手法は異なりますが、絵付けを特徴的に用いるという点は古九谷の時代から一貫して変わらないものです。
「九谷五彩(くたにごさい)」と呼ばれる赤・黄・緑・紫・紺青の5色を中心に描かれます。

実は九谷で焼かれたものではない、とも言われている古九谷ですが、どこで焼かれていたにしてもその油絵を思わせる色彩感覚が、九谷焼の基礎となったことは間違いなさそうです。

古九谷の絵画的な表現は、大胆な構図と自由な線描きを見せて力強く感じられます。

古九谷の再現を図った「再興九谷」と呼ばれるいくつかの窯では、古九谷様式をイメージしながらも独自の工夫を加え、人物主体の赤絵写し、赤絵の細密描画、金彩などの世界を開拓していきました。

やがてこれらの手法を統合し、洋絵の具による細密な絵柄に金彩をほどこし、華麗な彩色金襴の世界を完成させたのが、明治時代の九谷庄三(しょうざ)です。

これは海外への輸出品としての評価も高く、それ以後の九谷焼の主流となりました。
しかしあまりに華美すぎて生活工芸には向かないという意見もあり、今日では古九谷の重厚な作風も復活しつつあるようです。

全国の陶器の中ではメジャーな九谷焼ですが、時代とともに変化していった作風などを隈なく知るのはなかなか難しいかもしれません。
過去の名作から現代の新作までを幅広く展示、解説してある資料館もありますのでぜひ出かけてみてください。


■古九谷の謎

全国の陶器で知っているものを挙げてみてください、と言われると、必ずどの人も思いつくであろう九谷焼。その九谷焼を語る上で必ずといってよいほど付いてくるのが古九谷の謎についてです。

現在でも議論の渦中にあるという古九谷の謎とは一体どんな話なのでしょうか・・・

九谷焼の本拠地である石川県、その山中町九谷の地で色絵磁器を焼いていたという内容を記した文献があり、発掘調査もそれを裏付けたのですが、古九谷様式に合致するような出土品は少なかったようです。

逆に佐賀県の有田では古九谷様式に一致する陶器の破片が多く発見されているため、古九谷は実は有田町で焼かれたものではないのか、という説が主流となっているのです。

文献によると、明暦年間に加賀大聖寺藩主が後藤才次郎という人に命じて山中町九谷で磁器などを焼かせた、とのことです。

昭和45年からの発掘調査により、江戸初期の登り窯の存在と、磁器が焼かれて色絵素地が作られていたことも確認できましたが、それが果たして古九谷なのかどうなのかは確認できなかったようです。

そのため、古九谷はすべて有田で焼かれていたとか、絵付けだけを九谷で行なったなど、さまざまな説が生まれたのです。

後藤才次郎が起こした窯は、40年ほどして忽然と廃窯になってしまい、これも幻と呼ばれる所以なのでしょう。

全国の陶器にまつわる謎には興味深い話がいろいろとあります。
九谷焼の謎めいたスタート、さて古九谷の窯はいったいどこに・・・?

 <  前の記事 越前焼・信楽焼  |  トップページ  |  次の記事 常滑焼・伊賀焼  > 


☆おすすめリンク

アウトレット 家具通販
激安家具でおなじみのタンスのゲンがおくるアウトレットの家具通販

レッスン
東京近郊での習い事やレッスン、講座のことなら

プラセンタ
馬由来のプラセンタを高純度に配合

スピリチュアルカウンセリング
前世リーディング療法、守護霊鑑定などスピリチュアルカウンセリングで悩みを解消

茅ヶ崎の動画 湘南の動画

神奈川 動画 ラクトフェリン
いつまでも元気でいる秘密は?健康を維持する

精力剤
精力回復を実現する精力剤の専門店

オンライン英会話オンライン英会話を値段だけで選んでいいませんか?信頼と実績で選びましょう。

子供英会話子供英会話に特化した画期的英会話

オンライン英会話オンライン英会話を値段だけで選ぶと失敗します。信頼と実績で選びましょう。

スピリチュアルカウンセラー
東京でスピリチュアルカウンセラーをお探しならこちらへ。出張対応も可能。